車いすで家の中を汚れないようにするための車輪カバー
2020/08/01
車いすで自宅や室内での移動は部屋が汚れてしまい掃除も大変。
特に車いすで移動する場所は床が黒くなりやすくなかなか汚れが落ちづらい!
しかも、外で使用した後は衛生上タイヤを綺麗にせずに室内で使うわけにもいかず、結局玄関口でタイヤをフキフキ。
なんだかんだ時間がかかるし、めんどくさい!
そこでそんな面倒を省くことができる車輪カバーの紹介しちゃいます!
[toc]
タイヤカバーはどんな時に役立つ?
タイヤカバーがどんな場面で役に立つのかわかりやすく4つのポイントで紹介!
- 自宅での使用及び、室内での使用
- 掃除が少なくて済む
- タイヤの擦れる音がしない
- 車いすを2台持たなくていい
自宅での使用はもちろん、外出先の室内で車いすを利用したい時にかなり役立ちます!
室内に入るときに雑巾でフキフキしないで手軽に装着することができるため時間も短縮!
また、衛生面でもタイヤでそのまま上がるよりも車輪カバーをしていたほうがいいでしょう。

タイヤが床と擦れてしまいそのタイヤの汚れが残りやすくなります。そのため汚れをとる掃除が大変です!
タイヤの汚れが付きやすいのが曲がるときとブレーキをかけて車いす上で動作をする時が一番汚れやすいと言われています!

室内での車いすを利用をするとタイヤの擦れる「ギュッギュッ」とした音がします。これがまたうるさい!体育館のツルツルしたような床での車いす利用は特に擦れる音がしやすい。
私の家ではフローリングなのですが、カバーがないとタイヤの擦れる音が響き、夜とかは特にうるさく感じます。
そんな音も車輪カバーをつけることで解消できます。

車椅子を外出用と自宅用でわけなくていいというのがあります。
車いすを利用されている方は自宅用と外出用を分けて使うことで自宅を余計に汚さなくて済むこと、車輪を拭かなくていいことなどのメリットがあります。
ただ、その場合は玄関に車椅子を置くことになったり、車いす購入費用がかかることを意味しています。

タイヤカバーの装着の仕方
前輪用と後輪用の車輪カバーがあるためどちらも説明していきます。
動画を参考にしてお話していきます。
【前輪用】
黒い部分を上にして前輪手前に設置。
前輪を黒い部分の真ん中まで移動。
車輪に巻き付けるようにしてマジックテープで止める。
出典:YouTube
これが前輪用のものです。
私としては前輪用はあまりオススメしていません。
理由は一人だと装着が大変だからです。そのため前輪は雑巾で拭いてアルコール消毒してしまいます。
ただ、こちらもつけたほうが汚れはより少なくなるのでどちらを選ぶかになります。
もうちょい簡単に取り付けができるものがあればいいのですが。
【後輪用】
タイヤカバーを上部に履かせます。タイヤカバーは内側は滑らないようにゴム製の作りになっています。
可能な限り全体に履かせます。
後方か前方に移動させます。
最後に全ての部分を履かせます。
出典:YouTube
これが前輪の付け方です。慣れてくると1分かからにぐらいで履かせることができます。
また、動画では車いすに乗っていない人が装着していますが、車いす利用者でも簡単に装着できます。
写真のような車椅子であれば20~22インチでもいいですが、スポーツタイプの車椅子であれば23~24インチがちょうどいいぐらいです。
あとがき
車輪カバーの存在を知らないで日常生活を送っている車いすの方は多いみたいです。
そのため一緒に暮らしている方が部屋の掃除で大変な想いをしたり、騒音で悩まされている現状があります。
そういった日常を快適に過ごすためにも一つは持つことをオススメしています!
そうすることで外出先でのちょっとした苦労も少なくなりますし、より生活が楽になります!
ちなみに私もかなりの頻度で利用していますが、利用が増えるとゴムが伸びやすくなりますので注意!
まあ1回洗濯することで縮みますが、すぐ伸びてしまうためすぐに新しいのを購入したほうがいいでしょう。
私は年に2回ぐらい新しいのを購入しています。
また、他にも車いすで便利につかるグッズも紹介しているので見てみてください。