車いすで水上バスの船に乗って観光【浅草~浜離宮恩賜庭園】
車椅子で水上バスを利用して観光をしてきました。
浅草〜浜離宮までの道のりを水上バスで移動!!その時の利用の仕方等々お伝えしていきます。
個人的にはデートのときや観光に使ってもらうのがいい!!
東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)
浅草から出発して、東京中央区の浜離宮恩賜庭園まで船でぶらり観光の旅をしてきました。
水上バスでは、他にお台場や豊洲・東京ビッグサイトなどのスポットに行き来していますのでお好みの場所から乗ってもうのがいいと思います。
ただし、豊洲や東京ビッグサイトなどは本数が少なかったりするため、時刻の確認等もしておくのが無難です。基本夜は運行していませんので、気を付けてください。
車いすで気を付けること
車いすでの注意点がいくつかあります。東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)のよくある質問はよく読むようにしてください。
【以下抜粋】
A.ご乗船出来ます。しかしながら乗下船場所によってはバリアフリー基準を満たしていない施設があります。具体的には、航行する水域は観潮水域となるため、水面の高さ(満潮時、干潮時)が変動します。そのため、乗降施設の傾斜が基準を超えた角度になります。
※御座船 安宅丸 将軍航路(日の出桟橋~船の科学館~有明)は、一階客室のみご利用頂けます。安宅丸については、「0120-532-150」(10:00~17:00月曜日を除く)までお問い合わせ下さい。
障害者割引もあります。
【以下抜粋】
A.身体障害者手帳、または療育手帳をお持ちの方と同数の付添の方に、障害者割引が適用となります。詳しくは「手帳保持のお客さまの運賃適用方を抜粋」をご確認ください。
(※精神障害者手帳は適用外となります)
当日は、手帳または手帳のコピーをお持ちいただき、ご乗船当日窓口にてご提示ください。
身体障害者手帳を見せることで、通常980円かかりますが、370円(子供料金と同等)で利用することができました。その際の手続きはスタッフの方にお願いしてチケットを発券してもらうことに。
一人でも割引の値段になりますが、付き添いの方がいる場合はその方も割引になります。また、浜離宮恩賜庭園での入場券も含まれているので、そのまま観光することもできます。
乗船の案内は時刻の10分前からで、車いすの場合は先に乗船の案内がされます。
船着き場から船に乗る際にはスロープを利用することで問題なく乗船できました。
しかし、車いすの方は利用できるスペースは限られており、1階テーブル席や2階の椅子は利用はできません。
基本利用する場所が、後部デッキベンチ(乗ってすぐのオープンスペース)のみになります。船で言うと一番後方の場所ですね。
船内では車いすで利用できるトイレはないため、乗船前にトイレは済ましておくことをおすすめしています。
写真
今回利用した船が定員550人のリバータウンという船を利用しました。
時間帯によって船や航路も違ってくるので、目的の船があるようであれば、先に問い合わせで聞いておくのが良いでしょう。これが、船着き場と船の様子。
浅草のため、金のオブジェやスカイツリーなんかも見ることができます。
橋もくぐることが多いので橋の裏側の写真を撮ったり。
いつもは見れない角度の橋を撮ったりできます。
隅田川からみる高層マンションを観たり。
逆光でちょっといい感じに写真が撮れたり。
旧築地市場を見てみたり。
外人の方が写っていたり。
連写してアニメっぽいの作ってみたりしました。
本当に写真を撮るスポットも多いです。お台場方面までいけばレインボーブリッジやフジテレビなどの写真も撮ることができるので、そちらの観光をしたい方はお台場までの航路がオススメ。
あとがき
船の旅は予想以上に快適で、運行時間35分という時間もあっという間に終わってしまいました。
個人的には下の階のテーブルを利用してまったりのんびりの船の旅を楽しみたかったのですが、車いすだと階段を降りることができないため断念。
まあでも、オープンスペースで写真ばかり撮っていたらいつの間にか到着しているので、問題なかったです!
今回は平日での利用のため、そこまで人は多くなかったのですが、土日祝日などは人で混みあうことが予想されるため注意してください。
特に春の時期は、花見で結構な人が乗ってくるそうなので…
浜離宮恩賜庭園も行ったのでそちらの感想も記事にしておきます。