車いすで旅行【ホテル編】
2017/09/13
帯広への旅行をしたので今回体験した車いす向けのホテルの部屋について少し説明していきます。
今回泊まったホテルはリッチモンドホテル帯広駅前店です。
ホテルの部屋は、ユニバーサルタイプと言われる車いすの方でも安心して利用することができる部屋となっています。
このユニバーサルタイプという部屋の存在自体を知らず、JTBの窓口で初めてその存在を知ることになりました。
特に今回は車いすになってから初めての旅行ということもあってか、わからないことだらけだったので旅行会社に丸投げ。いやー本当に助かりました。
旅行が初めての方などは、窓口などでいろいろ聞いてみるといいかもしれません!電話などよりも細かい疑問も出やすいので!
慣れてきたら旅行会社なども通さないで、自分で好きなプランも組めることになるのでいいかもしれませんね!
さて、今回泊まったユニバーサルタイプの部屋について部屋の様子なども含めて自分が気になったところを紹介していきます。
部屋
玄関側から見たベッド
ベッド側から見た玄関口。右側にある引き戸がユニットバスになります。
ユニットバス内の様子。ちょっと大きいタイプの車いすだと小回りが利きづらいので注意が必要かも。
この写真には写っていませんが、ベッドの足元らへんに机などもあります。でも、通りづらいといった印象はなかったですね!
ユニバーサルタイプはホテルにない場合もあるので、一度予約前に確認を入れておきましょう。
旅行会社での窓口申し込みであれば対応してくれますが、インターネットでの申し込みであれば事前にホテルに利用できるか確認をしておきましょう。
トイレ編
特に自身が気になる場所がトイレです。部屋自体も気になりますが、部屋の中にあるトイレを利用できるのか?は結構重要な項目になります。
もし、利用できなかった場合はホテル内にある多目的トイレまでの移動が必要になり、結構大変。
ちなみに、今回部屋のトイレでは問題なく使用できました。
トイレには手すりなどもあるため移動なども安心。背もたれ部分はしっかりとした作りではないので注意が必要。
スライド式のレールには段差がないためスムーズに移動が可能
一般の部屋を利用していないので、車いすでの利用が可能かどうかは不明です。ただ、一応は多目的トイレがあるため、そちらでトイレを利用するという手段もあります。
あとは一般の部屋の通路が通れるかどうかでしょうか。
お風呂編
大衆浴場というわけではなく部屋内にあるお風呂場についてです。
お風呂場にはバスボードがあり、バスボードの上に座りながらシャワーを浴びることができる。
ただ、お風呂の縁をまたがないとバスボードで座ることができないので、自分はこのように足を浴槽内に入れてから移動しました。
うまく使えば浴槽内にも入れるかもしれませんが、その場合は浴室内に滑り止めのマットがあるとよさそうです。滑ったりすると危ないので。
今回使用したバスボード
滑り止めのマット
ベッド編
ベッドの高さは車いすよりも少し高く感じました。
ただ、布団分の高さプラスされていたので、布団を外してしまえば車いすの高さとだいたい同じぐらいの高さ
ベッドは柔らかいタイプのものではないので移動については問題なく移動可能。
食事編
夕朝食はホテル内バイキングで食事
前日にちょっと重い料理を食べていたので、ちょっと控えめな食事となっています。
ここでのオススメは牛乳とコーンスープですね。
牛乳はほんのりと甘みがあり、さっぱりとした味わいの牛乳のため、前日重い料理を食べていたのに問題なくガブガブ飲んでしまいました。
コーンスープも風味がよくパンととても合います!
その他にも豚丼用の豚をご飯に乗せずに食べるという帯広の方に申し訳ない食べ方をしてしまいましたが、甘いたれ付けで美味しかったですね。
ただ、やはりご飯と一緒に食べたほうが間違いなく美味しい品となっていますので、是非食べてみてほしいです。
あと、7~8時ぐらいが一番混み合う時間に感じたので、出来立てなどを食べたい場合はこの時間に行くのがいいかもしれません。
混みあう時間帯を避けたい方は8時以降がオススメです。
あとがき
今回は旅行会社でお願いして旅行の申し込みをしましたが、慣れてくれば問題なく個人で申し込みをして旅行できそうだなぁと感じました。
とりあえず、飛行機に乗れて、ホテルがあれば何とかなるのであれば旅行自体を自分のプランで決めることができそう。
その場合は、旅行会社がやってくれていたことを自身でやらないといけないため、めんどくさい人はプランが決まっているJTBなどがオススメでしょう。
ちょっとでも安くしたい人などはホテル・航空券などを自身で探すことになるので、その辺の大変さはあると思いますが、慣れてくれば問題はないのでしょうね。