車椅子の生活

車いすでわざわざ外に本を買いに行かなくても本が読めるオススメな方法

2018/12/01

車いすで本を買いに行くと欲しい本が棚の上のほうにあり手が届かなくて店員さんを呼ぶこともしばしば。
店員さんもすぐ見つかればいいのだけれども、なかなか見つからない。しかも、自分のようにちょっと内気な人間だと店員さんに声をかけるのも少し戸惑ってしまいます。

また車いすは横幅があるため狭い通路では人とすれ違うのもなかなか苦労することになります。欲しい本がそこにあるのに「少しどいてもらっていいですか?」の一言が言えないのです。

そんなことから本を買いたくて行ったはずなのに店員さんを探す時間に費やしてしまったり、通路の邪魔にならないように気を遣わないといけないのでなんとなく人がいなさそうな時間に行くことがあります。

そんな悩みの方に今回は車いすの私がオススメの方法を紹介します。

車椅子で大変なところ

最初にも言いましたが車いすで本を買いに行くのは大変です。今回車椅子の方の大変なポイントを3つにまとめました。

移動の問題

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photo credit: GoCloser! Encounter via photopin (license)

一番大変なのが、移動の問題です。特に自分は電車はそこそこ使いますが、車は持っていないため移動範囲は駅近や自宅の2~3kmが移動の範囲になります。

そのため駅近や自宅から2~3kmに目的の施設や目的のモノがなければ結局諦めるしかないのが現状です。また、目的の施設があっても段差があって車いすが入りづらかったり、目的のモノが2階にあってエレベーターもないので見に行けないということもあります。

最近はバリアフリーを意識した建物の設計になっていますが、昔からある建物ではエレベーターがなかったり、スロープがなかったりして入る前に断念してしまうケースも度々あります。

そのことからある程度の規模がある駅近のショッピングセンターに出かけたりすることが多いです。

本屋での問題

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photo credit: aljuarez New York, United States via photopin (license)

最初にもお話ししましたが、本屋は通路が狭いところが多いです。2人がギリギリ通れるようなところでは車椅子が1台通るだけでもう人が通れるようなスペースがなくなります。

そのため目的の本がそんな通路のところにあった場合は人がいるかいないかを確認してから見に行くことがあります。人がいればいなくなるまでうろちょろしているため無駄な時間を使うこともあります。

また欲しい本が棚の上の方にあった場合は本を取ってもらうために店員さんを探す時間がかかる。このように自分でできないことは人に頼むことが多いため、頼むのが面倒になってしまい自然と本屋に行く頻度も少なくなります。

車いすの方の問題

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photo credit: KenPhotographys IMG_2124 via photopin (license)

 

まず車いすでは本を大量に買うことはなかなか大変です。というのもあまりに大量の本は持ち運びがしづらく荷物になってしまうためです。

 

通常の人であれば片手で荷物を持てばいいのでそこまで意識しなくても問題ありませんが、車椅子の人は両手は車いすを動かすために使います。

では荷物をどうするかと言うと車いすの下に取り付けたネットに入れるか、自らの足の上に置くなどして運ぶことになります。
車いすでの大量の荷物は持ち運びがしづらいため、結局誰かにお願いすることになります。

そのため自分は欲しい本があったときはちょっとづつ買うことがほとんどでした。

また漫画本はTSUTAYAでレンタルすることが多かったため、自分の車が持っていない現状では漫画本のレンタルも誰かにTSUTAYAに連れていってもらうか、借りてきてもらうしかありません。

それはかなりのストレスでいちいち返しに行くときも誰かにお願いして返しに行かないといけないので自然と漫画本のレンタルはしないで購入することが多くなりました。

外に出なくて本を読むために

外にわざわざ買いに行かなくても本を読めればそれは自分にとってかなりいいことでした。そのために自分が取った方法は3つです。

Amazonや楽天で購入

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photo credit: Myrialejean Alexa via photopin (license)

 

本屋のように立ち読みしてから購入することはできませんが、「Amazon」や「楽天ブックス」で本を購入すれば

 

『欲しい本が自宅に届く』

 

このことで大量の本を一度に購入できて、しかも配達までしてくれるのです。車いすの自分にとってはかなり便利。
また欲しい本が棚の上のほうにあるなんてこともないので、店員さんを探す手間もなくなります。
その他にもいちいち本屋に買いに行く手間も省けるので他のことに時間を使うこともできるようになりました。

 

『まさに一石四鳥』

 

ネットでショッピングができるようになったことは自分にとってはかなり助かっています。外出先から欲しい本があればすぐに注文できますし。

 

話は変わりますが「Amazon」や「楽天ブックス」での使い方でオススメの方法があります。自分もよく使う機能で「お気に入り」という機能です。これは自分が気になった本や今はお財布がピンチで買わないけど後で買うかもしれない!!というものをお気に入りにすることですぐに確認できます。

 

「あの買おうとしていた本ってなんだったけ?」

 

ということにもなりづらくなります。

電子書籍で購入

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photo credit: MikeLau_ iPhone & iPad via photopin (license)

Amazon」や「楽天ブックス」で購入した場合はすぐに本を読むことができません。

 

どうしてもネットショッピングでは注文してから実際に本を受け取るまでには時間がかかってしまうのです。

 

本は買った時が一番読みたいときでそこから日にちが経つと本の興味が薄くなってきてしまいます。

せっかく本を買ったのに一番楽しく読める時期を損なってしまうのはもったいないです。また、勉強するための本も買った日がやる気があって集中して勉強もできるため買った日から日にちが過ぎるのはあまりいいことではないです。

 

そのため自分は電子書籍で購入しています。

 

電子書籍とはスマホやタブレットで本が読めるということです。タブレット・スマホがあれば読むことができます。

電子書籍は「Amazonkindle」や「楽天Kobo電子書籍ストア」がオススメです。

理由は簡単で勉強用の本や漫画本の品揃えがダントツに揃っているのがこの2つだからです。

 

また電子書籍はセールや割引が行われるため普通に本を購入するよりも安く購入することもできます

 

その他にも電子書籍にするメリットはいくつかあります。

 

「持ち運びがしやすく」
「どこでも読むことができる」
「実物がないので省スペース」

 

というメリットがあります。
自分の使い方は電子書籍があれば電子書籍で買ってしまい。なければ本を注文して配達してもらっています。

 

ただ、スマホやタブレットを持っていることが前提です。
スマホやタブレットがない人はパソコンでも見ることができますが、個人的に読みづらいためオススメしていません。

 

そのためもし電子書籍を読みたいけどタブレットがないよという人は買ったほうがいいですね。電子書籍用のタブレットならば普通のタブレットより安いのでオススメです。

 

アマゾンの電子書籍ならば↓

楽天の電子書籍なら↓

ネットでコミックレンタル

TSUTAYAで展開しているコミックレンタルは一時期自分も使っていましたが、コミックを返しにいくのを忘れてしまい一日延滞料金を払っていたこともありました。

ただ、最近は場所が遠いため借りにいくまで時間もかかるので行っていません。

しかし、現在はネットでコミックレンタルを行っています。
ネットのコミックレンタルでは「TSUTAYAレンタル」と「DMMコミックレンタル」を使用しています。

 

2つ利用している理由は単純で品切れコミックがあるためです。そのため2つを利用してある方でレンタルしています。最新のコミックはかなり高い確率で借りられているので注意が必要です。

 

また、自分は「あの話で何巻だっけ?」ってことがよくあります。

 

そんなときによく使う方法が電子書籍の立ち読みです。

ある程度見ればこの辺!って思い出すことができるため立ち読みしてから借りたりしています。
また、無料の本を見ることができるため気になった作品は読むこともあります。

ちょっとした暇つぶしにもオススメです。

【DMM.com 電子書籍】

自分の使い方はコミックをまとめてゆっくりと自宅で読みたいときにコミックレンタル利用しています。DMMは補助的な役割ですね!笑

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