車いすでも車を改造せずに運転ができるようになる”ハンドコントロール”が凄い!
2024/07/28
車椅子の方で車の改造をして車の運転をしている方も多いでしょう。
ただ、他の車を運転できなかったり改造に費用が結構かかったりと何かと大変です。
それを解消してくれるのがこの”ハンドコントロール”です。今回はハンドコントロールについての説明とメリット・デメリットも含めてお話ししたいと思います。
車椅子用の車改造って?
まず初めに車椅子用の改造について少しお話しします。
通常車椅子の方が車を運転をする場合はだいたい改造することになります。
車の改造はアクセルとブレーキの電気信号を手動型のハンドルにつないで車の運転ができるようになっています。動画のほうがわかりやすいので動画で見てもらえればと思います。
このように改造して車の運転をする方が多いです。そのため車の運転は改造した車しかできない現状がありました。
また、車椅子用の改造をしてしまうと車の売却を考えた際には市場の価値よりも低下してしまうことが多々あります。その他にも改造の費用がかかってしまったりなど。
そこで今回のニコドライブの登場になります。
車に簡単に装着することができる
出典:株式会社ニコドライブ
株式会社ニコドライブが開発販売を手掛けている”ハンドコントロール”!
この商品の最大のメリットはどんな車にも簡単に設置ができる点!
つまり、これさえあればいろんな車の運転をすることができます。
設置の仕方
設置のポイントは3つ!
1、まずはハンドコントロールの長さの調整
2、ペダルに設置
3、ハンドルにストラップをつける
出典:YouTube
これだけで簡単に取り付けが可能です。
使用用途
いくつかあるのでご紹介!
- レンタカーでの使用
- 試乗もできる
- 車を市場の価格で売却
- カーシェアリングにも使える
旅先での車の使用ができないため移動手段が限られてきてしまいます。そのため車での移動を考えた場合は自身の改造車で旅先まで移動をしなければいけません。もし、飛行機での移動をした場合は現地で電車かバスなどの公共交通機関を利用するしか移動手段がありません。
特に公共交通機関での移動は人の手を借りて行動することが多くなるため時間も余計にかかってしまいます。
そのため、これさえあればレンタカーが利用ができるためかなり便利!
もちろん、複数人での旅行であれば別の方に運転してもらえば済む話なのですが、そうできないこともありますから。
これは車のディーラーにとってもいい話なのですが、車の改造をしないで済むので初期の工事費用等もかからない点がメリットになります。
一般の方向けの車でも運転できることはいいですね!またいろんな車にも取り付け可能なのでトータルで考える人件費や部品代の節約にもなります。
もちろん、自前のハンドコントロールを使用することもできるでしょうが、できるかどうかはディーラーに確認をとるのが間違いなさそうです。
車椅子用に改造した車はニーズが少ないためどうしても価格は通常より落ちてしまいます。もちろん、改造した車を改造前の状態に戻して売却することも可能でしょうが、余計に費用が掛かってしまいますからね。余計な費用をかけたくない人にはオススメですね。
車を保有していない人でもこれだけは持っておくのをオススメしています。理由はカーシェアリングです。
カーシェアリングは現在いろんなところで行っています。個人間や企業などたくさんあります。
基本時間帯いくらという形で貸し出しがあるため、レンタカーよりも短い時間帯での使用が可能です。
これがあればちょっとした買い物で車がない人でも車利用などをすることができるかも知れません。
以上のことがメリットになります。
では、デメリットは?
簡単に言えばハンドコントロールを忘れてしまうことがデメリットです。
ハンドコントロールがあればできることが、家などに忘れてきてしまった場合は運転することができません。
特に旅行などでの旅先で持ち運んで来ていなかった場合はその予定の計画を変更することになります。
その点を抜かせばメリットはかなり多いのでかなりいい商品です。
忘れてしまった場合でも、ハンドコントロールがいろんな地域でレンタルなどできればもう言うことはないのですが・・・。
それでも旅行したい人や少しでも車の運転をしたい人にとっては魅力的な商品ですね!