ストレッチ

【車椅子でもできる】肩こり改善のストレッチ

2016/08/13

車椅子の私がストレッチをやろうと思っても立つことができなかったり、何かに寄っかからないと上手く座る体勢を取れなかったりします。そのためストレッチをやろうと思っても普通の方よりもなかなか上手くストレッチが行えないことが多い。

そのため今回は車椅子の方でも簡単にできる肩こり改善のストレッチを紹介。
1日に3分ほど行ってもらえれば肩こりがかなり改善されてきます。

肩こりは何故なるの?

肩こりが何故なるのか?
主な原因は肩の筋肉疲労によるものです。

座って行う作業(運転やデスクワーク)により下半身をほとんど使わず、上半身を使うことが多いためその影響が肩に来るのです。特に姿勢が猫背になる人は要注意!

しかも、頭の重さは全体重の約10%の割合(体重60キロの人は約6キロ)があります。だいたいボーリングの玉ぐらいをイメージしてもらえればと。

それを常に乗っけていると思えばどれだけの負担が肩に影響を及ぼしているのか理解出来ると思います。

特に車椅子の方はずっと車椅子に座って仕事をしたり、日常生活を行うためより通常の方よりも負担が増えます。

肩こりや頭痛に悩まされないためにも少しでもストレッチを行い日常の動作や仕事に影響が出ないようにしておきましょう。

ストレッチ方法

今回は2つのパターンを紹介していきます。

パターン1

①車椅子に座り、腕を伸ばして車軸をつかみます。ちなみに、背もたれがある車椅子の方が体が丸まらなくなるためストレッチ本来の効果が出ます。
肩こり1

②左側の耳の上に右手指3本を置きそのまま頭を右側に倒します。(反対側は逆に行う)
肩こり2

③目線は真正面を見るようにしましょう。この頭を倒した状態で30秒キープします。この時に無理に引っ張るのでなく腕の重さで引っ張るといいです。
肩こり3

後ろから見るとこのようになります。
肩こり6

このあたりの肩の筋肉が伸ばされます。ちなみにこの辺りの筋肉を僧帽筋と言います。
肩こり7

この動作を左右3セット行ってもらえれば肩こりも改善されてくるでしょう。

パターン2

①パターン1と同様に腕を伸ばし車軸をつかみます。
肩こり1

②顔と目線を右に向けます。
肩こり8

③パターン1と同様に右手で反対側の頭を引っ張り30秒キープします。
肩こり4

後ろから見るとこのようになります。
肩こり5

パターン2ではパターン1とは違う筋肉が伸ばされているのがわかると思います。
肩こり9

この動作を左右3セットづつ行ってみてください。

肩こり対策グッズ

もちろんストレッチを行った方がいいですが、時間がなかったりつい忘れてしまうこともあると思います。
そのために対策グッズで肩こりの予防をしておくのもいいですね。

例えばパソコンであればリストレストはオススメです。

というのも、パソコンはキーボードやマウスを使うため宙に浮かせながら手を動かす作業がほとんどです。
そのためその手を支える腕や肩に疲労が溜まってしまいます。

その時これがあれば肩や腕の筋肉疲労の軽減にもなります。

車椅子の方は企業では事務作業を行うことが多いので予防や肩こりに悩まされている方は一度試してみるといいかもしれません。

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