病気でお悩みの方

私も病気になって悩んでいました。

これからの生活のこと、家族のこと、お金のこと、人間関係のこと。
そしていくら悩んでも答えなんて出してくれませんでした。

結局生きていれば何か見つかるってことなのかもしれません。もしかしたら、何も見つからないことが見つかるのかもしれません。

ただ、病気になって健康がどれほど素晴らしいものだったのか、不自由のない生活がどれほど満たされていたのか、それは病気になって初めて気付くのでした。人は失って初めてその大切さに気付くんですね。

「目の前にあるものが当たり前だと思っていませんか?」

 



現在生きていることは当たり前じゃない。健康でいることも当たり前じゃない。家族がお見舞いしてくれるのも当たり前じゃない。
そんな当たり前のなかで生きている人は一生懸命でたまに生きている目的や当たり前を忘れてしまうかもしれない。

ただ、ひとつ言えることがあるとすれば、人は生きていることが素晴らしいことで、生きていることが奇跡なんだ。
その一人一人の人生は一つの物語であり、どのように生きたいか自分で選択して生きてほしい。

例え病気になって不自由になったとしてもその人ができることが絶対にあるはず。その人が与えられるものがあるはず。その人が生きている意味がきっとあるはず。

一人ひとりの命には重いも軽いもないし、そのなかで生きていくことは時に大変だったり悩んだりすることもあるかもしれない。

 

私は病気になったあとも生きています。

 

これを読んでいるあなたも生きています。

 

なので、

 

 

『自身を責めないで大切にしてほしい』

 

 

いくら自分を責めても現実はなにもは変わりません。だったら、この時この瞬間の大切にして生きてほしいのです。

 

 

 

大切なものほど実は近くにあります

2016/06/29