筋トレが続かない人に試してほしい行動の管理方法
筋トレやストレッチなどめんどくさい!続かない人はかなり多いのではないでしょうか?
私もそのタイプで筋トレやストレッチが重要とはわかっていても行動に移すまでに時間がかかってしまいます。
「また、明日やればいいや!」
そんなことを考えてだいたいその日になってもその行動は起こせないままでした。
そんな行動を変えたいときに役に立つ方法を今回はご紹介。
これは筋トレだけでなく誰かの行動を助長させるのにも使える方法なので私生活で取り入れてみるといいでしょう。
なぜ行動ができない?
行動ができないのにはいくつかの理由があります。
特にこれ!!っと言えるものがあるとすればその行動が楽しいことではないことがあげられます!
楽しい行動であればあなたはすぐにでも行動に移してそれを実行しているはずです。
買い物が好きな人・楽しいと思う人であればすぐに買い物に出かけているでしょう。
つまり、楽しく行動ができればそれは習慣として常日頃から行動がしやすいということです。
またその反対に行動する大きな理由としてあげられるのが、苦痛を避けるため行動するということ。
人に怒られる・体が疲れる・めんどくさいなど様々な理由から避けるためのなにもしないという行動をします。
つまり、ダイエットや筋トレ・運動といったものがこのカテゴリーに分類されている可能性が高そうです。
そしてなにも行動を起こさない最もらしい理由をつけて自らを正当化します。
例えばAさんはこんなことからなにも行動を起こさないでしょう。
まず覚えておいてほしいことはこの行動は誰にでも起こりやすい現象であるということ。この現象があると認識したうえでどのような行動を起こすのがいいのか説明していきます。
またこの現象を上手に使うことで自分がしなければいけない行動・やりたい行動を促すことができます。
ギャンブルとダイエット
ギャンブルとダイエットと言われると一見関係性がないように見える二つを合わせることでより効果の高い結果をもたらすことができます。
これはある実験の結果です。
ダイエット成功のためのパターン1
これは失敗に終わりました。
ダイエット成功のためのパターン2
これは成功することができました。
さて、これが成功できたのにはいくつか理由があります。
それは後悔回避と確率の過大評価です。
後悔回避とは、もし当選した場合は目標体重をクリアできていなければ賞金を手にすることができずに後悔してしまうこと。
確率の過大評価とは、100人に1人ということは当選確率は1%なのにその確率を多めに見積もってしまうということ。そのため参加者が増えたことがあげられます。
ちなみにこの方法は”スーパーチャージ”とも言われている方法です。
このように行動とギャンブルにはかなり絡み合った部分があります。
宝くじやパチンコ・スロット・おみくじなんかもギャンブル的な要素が詰められていますよね。
さて、その人達は苦痛からそのギャンブルをしているでしょうか?
楽しみからギャンブルをしているケースが大半です。楽しいからやめられないのです。だから続けるのです。
そのためまた同じようなギャンブルをする人は後を絶ちません。
つまり、この要素を自分が絡めたい行動に付け足すことで行動を楽しんで行うことができます。
ギャンブル要素を含んだ行動
ギャンブル要素を含むことでより行動を促すことができるとお話ししました。
では日常でどのようにその行動とギャンブルの要素をつなぐことができるでしょうか?
例えば筋トレを毎日したいと考えています。
毎日するための仕組みとして1日トレーニングをしたらご褒美を自身に与えます。
ご褒美はくじを1回引ける権利を手に入れるとでもしましょうか。
くじの中には48枚のハズレくじと2枚の当たりくじを用意しましょうか。
2枚の当たりのくじの中には自分が好きな洋服が買えるくじやおいしい物が食べられるくじを入れておけばいいでしょう。
そうすることで自分の行動の結果を目に見えるご褒美というモノ・コトを確率で手に入れることができる。
できれば行動の結果をモノという形で残すことでよりモノと行動の結果の関連をイメージしやすくなるのでオススメです。
例えば苦労して手に入れたものほどその苦労した過程やどのようにして手に入れたかをそのモノを見るだけで人はその時の状況をイメージしやすくなります。モノから関連づけてイメージとして残しておくことは今後のためにも有効な手とも言えます。
また、ご褒美を得ることができなくても自身が筋トレをしたという結果は残るのでどちらにしてもいいと言えます。
このようにギャンブルの要素を絡めることができるので楽しんで続けて行えます。
またこれをやるメリットに一度サボってしまったとしてもまた行動に移しやすいという特徴もあります。
人は一度サボるとその行動を続けて行ってしまう可能制が高いのです。特に苦痛が伴う行動はその傾向が強いとも言えます。
しかし、これは楽しんで行う行動です。楽しんで行うことではサボっても楽しいのでまた行動に移しやすくなります。
あとがき
あなたはゲームをしたことはありますか?
ほとんどの人が「YES」と答えるでしょう。
ゲームと言っても幅広くオセロや将棋・麻雀などもあれば、スマートフォンでのゲームも幅広くあることでしょう。そのゲーム的な要素を追加することで自らの行動をより楽しい形で続けることができます。
ゲーム的な要素とギャンブルはかなり密接な関わりがあります。
ギャンブルというとあまり耳障りがいいものではありませんが、一つのゲームとして筋トレとくじを繋げばもうそれはゲームとして言えるのではないでしょうか?
ゲームとして楽しんでもらうことで日常は楽しいものとして捉えることができるはずです。
楽しいひとつのゲームを作ると思って取り組んで役立ててもらえれば嬉しいですね。